毎年の産卵フィールドの状況について

１．２００５年の状況


（Ａ）の部分が昨年までの観察フィールド（アカガエルの沼）です。
（Ａ）の部分は２００５年は葦が生い茂り、くまなく観察することが困難です。
（Ａ）の部分の北側のわずかな部分のみかろうじて観察出来ます。
（Ｂ）の部分は今年から観察フィールドに加えました。
（Ｂ）の部分は田んぼで、毎年稲作が行われます。
（Ｂ）の田んぼはまわりに水路があり、大部分が土水路（土を掘っただけの水路）です。
（Ｂ）の田んぼの東側の一部分のみコンクリート水路になっています。

２．２００４年の状況


Ａ：浅い水がたまっていて、何筋かの緩やかな水流があります。草は刈られています。
Ｂ：Ａより１段上になっています。浅くまばらに水がたまっています。草は刈られています。
Ｃ：Ａ，Ｂより１ｍほど高くなっています。まばらに浅い水がたまっています。草は刈られています。
Ｄ：Ａ，Ｂより１ｍほど高くなっています。まばらに浅い水がたまっています。草はかられています。
Ｅ：谷の奥の２ｍ四方くらいの水溜り。水深は１０ｃｍくらい。草は刈られていません。
Ｆ：谷の南西側の水溜り。２ｍ×１ｍくらい。水深５〜１０ｃｍ。草は刈られていません。
Ｇ：Ｂより１段高くなっていて、草は刈られていません。


３．２００３年の沼の様子

　２００３年はＡの北東側の一部分だけが草が刈られていて、それ以外は葦などが生えたままの状態でした。
卵塊はその草が刈られていた部分の水溜りだけで確認しています。卵塊は合計２０個くらい。