２００４年４月１０日の状況


アカガエルの沼は草がかなり生えてきて、端の方は乾燥化が進んで
いるが、乾燥化によって明らかに死滅したと思われるオタマジャクシ
はあまりみられない。水たまりがつながっていることが多いため、
乾燥化の前に水の豊富なところに移動するのかも。


オタマジャクシは少し大きくなった。バラバラに泳いでいるかと思うと、
集団でかたまっているものも多い。


先週みられた穴掘り行動は今回もみられた、ただし、先週ほど多くは
ない。


アズマヒキガエルの産卵場所は水がかなり減っており、オタマジャクシの
姿は見えない。僅かな流れがあり、ドジョウが沢山泳いでいる。

観察時刻：１０：３０
天気：晴れ
気温・湿度（千葉測候所アメダスデータより）：１９．０℃　　４５％
気候状況：かなり暖かく、シュレーゲルやアマガエルの声が賑やか
気づいた点

１）かなり草の緑が目立つようになり、水面の面積が減ってきたが、
中心付近の水溜りは水が豊富である。
２）オタマジャクシは少し大きくなった。
３）オタマジャクシ背中の斑紋がはっきりとしてきた。
４）先週発見した集団での穴掘り行動は今回も見られたが、数は少ない。
５）アズマヒキガエルの産卵場所は水かさが減り、オタマジャクシの姿が見えない。