 |
桜井正毅 Model Excellent 1992年製 最初に手にしたのは、スズキのギターでした。もともと叔父が使用していたもので、かなりボロいギターでしたが、それが私のギターの原点といえるでしょう。その後に楽器屋でやたらと勧められて買った松岡良治を約１０年くらい使用していました。この楽器はいまでも実家にあります。だいぶ傷んではいるのですが、まだしっかり弾けます。次に購入したのが桜井ギター（写真）ですでに１０年間以上使用しています。甘く透明感のある明るい音が特徴です。買った時に１０年間保証書がついていたので、１０年後まで保証してくれるとは凄いと思ったものですが、何事もなく１０年間過ぎました。 弾きやすさの面でも、大変よく、気に入っています。また、１０年間使用して何事も無いという、耐久性の点でも良い楽器だと思っています。１０年過ぎて、最近は、弾くと、楽器全体に振動を感じる程に大変鳴りがよくなってきました。 |
 |
今井勇一 Model YJ-EX 2003年製 銀座の山野楽器でクラッシックギターフェア開催という話だったので、買うつもりででかけました。いってみたら、丁度、他のお客さんがギター購入の検討をしているところで、アドバイザーの永島志基さんが桜井ギターパリコンモデルを弾いておられました。こちらも購入候補に入っていたのですが、今井勇一さんのギターが気になる私は今井さんのギターはないのか？と店員にきいてみましたところ、昨日全て売れてしまったとのこと。ショック！とりあえず、永島さんが弾き終わった後に、「ちょっと弾かせてもらっていいですか」とパリコンモデルを弾いてみました。ううん、なかなかいいんでないの？と思っていたところ、突然店員が「これも弾いてみてください」と持ってきたのがコレ。実は、入り口のショーケースに一本だけ飾ってあったのです。楽器の奥から響いてくるような深みがあり、かつ歯切れのよい音です。ピアニッシモからフォルテッシモまで低音から高音までしっかりと響きます。すぐに気にいってしまいました。その後、永島さんに桜井パリコンと弾き比べて聴かせてもらいましたが、パリコンはとても音量があり、良い音で、甲乙付けがたい感じがしましたが、やはりどこかしら桜井さんの音の特徴があるのです。桜井ギターはすでに持っていることもあり、少し違った音のギターにしたかったこともあり、こちらにしました（実は桜井さんがその会場にいらしたのですが（汗））。まだ新しいので塗料や接着剤のにおいがし、弾いてみても真新しい感じがします。これから弾き込んでどんな音になっていくのか楽しみです。 |