ニホンアカガエル(成体)


ニホンアカガエル
撮影日:上:2003年5月28日  下:2003年6月15日
撮影場所:いずれも爪の谷入り口付近
※千葉県レッドデータブック カテゴリーA:最重要保護生物

2〜3月頃、冬眠からいったんさめて産卵します。産卵の後、再度冬眠します。
2〜3月といえば、まだ田植え前です。圃場整備により、この時期に水が入らない田んぼが増え、
そのため、産卵場所が減少し、絶滅の危機に瀕しています。
散歩道では、アカガエルの沼と、爪の谷の一部の田んぼにしか卵がみられません。
一見水がたまっているようでも、春先になると水が枯れる沼地も多く、そういうところでは、
オタマジャクシが育ちません。
アカガエルの沼は、このカエルが生息するために大変貴重な環境といえます。

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