ニホンアカガエルの大量死 ２００７．３．３ 千葉県市原市瀬又
２００７年３月３日に、多数のニホンアカガエルの死骸を発見した。
２００７年３月４日に、麻布大学獣医学部病理学研究室にサンプルを２個体採取し送付。検査依頼。
結果、ツボカビは陰性（スワブのＰＣＲ検査でツボカビ検出されず。組織のＤＮＡ採取でも
ツボカビは検出されず）であった。
死骸の状況から、おそらく、産卵行動のピークが見られた前週に、なんらかの理由で大量に死んだ
ものと考えられる。原因ははっきりしないが、オスの締め付けによる圧死、及び、その後の急激な気温
低下が影響したのではないかと推測（２００７．３．１０ ＴＡＧＡ記）。
丁度、一週間ほど前が産卵のピークであった。
その後、この田んぼでは、水が涸れて、ほとんどの卵が死滅していたが、同時に、
多数の死骸が見られた。いずれも、とくに外傷はなく、乾燥してミイラ化している。
前足を体の前で合わせるようにして死んでいるものが多かった。
死骸がみつかったのはこの田んぼのみ。
およそ、１平方メートルあたり、２〜４匹くらいの死骸の数。
